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2011年8月13日 (土)

積丹町

 積丹町では15日に輸送船祥保丸(日本郵船、1327総トン)が沖合で空襲を受け沈没し13名が犠牲となった。『積丹町史』や『北海道空襲』では犠牲者の氏名は不詳とされている。


 祥保丸の被災の様子は『日本郵船戦時船史 下巻』に詳細が記されている。それによると、石炭1840トンと身欠き鰊167俵を積んで13日に留萌港を出港し、酒田港に向けての航行中に攻撃を受け、午前6時13分に沈没したという。この時、10人の船員と3人の軍人が亡くなった。船員については全員の氏名が掲載されている。


 一方、軍人については全員の氏名が不明である。そもそも陸軍兵だったのか海軍兵だったのかも定かでない。


 積丹町余別では戦死者の一部を仮埋葬した。その後、1954年に日本郵船の小樽支店長が現地に赴き、遺体を荼毘に付して、法要を営んだという。


【積丹空襲の犠牲者】
 氏名判明・・・民間0、船員10、軍人0
 氏名不明・・・民間0、船員 0、軍人3


【主要参考文献】
・菊地慶一『北海道空襲 一九四五年七月十四・十五日の記録』(北海道新聞社,1995年)
・日本郵船『日本郵船戦時船史 下巻』(1971年)
・戦没船員の碑建立会『戦没船員名簿』(1972年)

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