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2011年8月11日 (木)

寿都町

 寿都町では15日に空襲があった。寿都湾に前日から停泊していた東海丸(大図汽船、3099総トン)が攻撃され、船員・海軍兵(船舶警戒隊)・陸軍将校あわせて16人が死亡した。寿都町役場の調査により、このうち船員7名・海軍兵1名の氏名が判明し、『北海道空襲』に掲載されている。


 私もこの空襲の調査を行い、2009年に『寿都空襲』を自費出版したが、その時点では他の8名の氏名はまったく不明だった。しかし、その後の調査で当時東海丸に乗り組んでいた海軍兵が大阪府に健在であることが分かり、お会いしたところ、一人の海軍兵の氏名を教えてくれた。


 犠牲者は町内で火葬され、葬儀も行われたという。亡くなった人たちを弔う慰霊碑が町内の龍洞院にあり、毎年7月に慰霊祭が行われている。


【寿都空襲の犠牲者】
 氏名判明・・・民間0、船員7、軍人2
 氏名不明・・・民間0、船員0、軍人7


【主要参考文献】
・菊地慶一『北海道空襲 一九四五年七月十四・十五日の記録』(北海道新聞社,1995年)
・山本竜也『寿都空襲-南後志をたずねて〔一〕』(2009年)

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